複数の学位授与機関が関わる学位についての参照文書

標準
ホーム大学への支援共同学位の公正な認知

コメント(解説):複数の学位授与機関が関わる学位プログラムの質を保つために、教育機関はどのようなことに気をつけるべきでしょうか。イギリスの質保証機関QAAは、こうした学位プログラムを提供する教育機関が直面し得る課題をまとめ、考えられる対応策を提示しています。イギリスの高等教育機関を念頭に作られていますが、ジョイントディグリーやダブルディグリー課程提供の際は日本の大学関係者も知っておきたい内容になっています。


正式名称
Characteristics Statement: Qualifications involving more than one degree-awarding body

(299KB, PDF)

実施主体
QAA(英国高等教育質保証機構)

発表年
2015年

概略
QAAが第三者評価を行う際に参照するクオリティ・コードの補足文書として、複数の学位授与機関が関わる学位に対する考え方をまとめたもの。少なくともイギリスから1機関が参加する共同教育プログラムを対象に、複数機関による学位授与が見られるようになった背景、学位の分類、プログラムの質を保つために留意すべきことが記載されている。

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共同教育プログラムの評価結果の相互認証協定(AR/NVAO)

標準
ホーム質保証機関の取組み手法

コメント(解説):欧州ではジョイントディグリーなどを提供する共同教育課程をプログラム評価する場合に、実際の評価はある国が1度だけ行い、他の国はその評価結果を認証することにしようという考えが広まりつつあります。ドイツ(AR)とオランダ(NVAO)の評価機関は、この共同教育課程評価の簡素化のための協力協定を締結しました。この協定は単にプログラム評価に対しての取り決めに留まらず、日本のように機関別評価を行う場合の対応も共同で検討することが盛り込まれていおり、今後の動きが注目されます。


正式名称
Mutual recognition agreement between Akkreditierungsrat (AR) and Nederlands-Vlaamse Accreditatieorganisatie (NVAO) regarding accreditation results of joint programmes (PDF)

実施主体
AR (アクレディテーション協議会)、NVAO (オランダ・フランダースアクレディテーション機構)

実施年
2015年

概略
ドイツで質保証機関を統括する立場にあるアクレディテーション協議会(AR: Akkrediterungsrat)と、オランダおよびベルギーのフランダース地方で大学評価を行っているオランダ・フランダースアクレディテーション機構(NVAO: Nederlands-Vlaamse Accreditatieorganisatie)の間で締結された、共同教育プログラムの評価結果を互いに認め合うという内容の協定。2015年7月8日に調印がなされた。

協定の主な内容は以下の2点となる。

  • ドイツと、オランダおよびフランダースの第三者評価制度は比較可能であると結論づける
  • 共同教育プログラムに対する評価結果を互いに認証することに合意する

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国際的な共同/複数学位の現状(米国)

標準
ホーム大学への支援共同教育プログラムの質保証

コメント(解説):米国の大学による共同教育プログラムの現状がまとめられた報告書です。米国の共同教育プログラムに関する全体的な調査はこれまであまりされておらず、貴重な資料となっています。


正式名称
Mapping International Joint and Dual Degrees (PDF)

実施主体
ACE(米国教育協議会)

実施年
2014年

概略
ACEによってまとめられた、同国の大学が参画する国際的な共同教育プログラムの状況報告書。

調査対象はACEが2011年に行ったMapping Internationalization on U.S. Campuses Surveyにおいて、共同教育プログラムを実施していると答えた382大学。今回の調査は2014年1月に行われ、134の大学からの回答が得られた。このうち、個別の教育プログラムに関する情報を寄せたのは89大学193プログラムだった(プログラムの中には、この3年間ですでに廃止されたものも含まれていた)。

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